宮古島キャンプ第2クール4日目

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早くも第2クールから紅白戦開始
しかもうれしい一発も飛び出しまくりで

オリックスの紅白戦が行われ,白組の4番一塁で出場したT―岡田外野手(25)が,5回に伊原から右中間に飛び込む130メートル弾を放った。
前日9日に25歳になったばかりの若き主砲が,今季初実戦で一発回答を見せた。 
5回の1死無走者。カウント2ボール2ストライクからスライダーをとらえた。
「追い込まれてもうまく対応できた」と本人も及第点をつけた一撃。
昨年2月11日の紅白戦でもチーム第1号を放ったが,今季は意味合いが少し違う。
10年に本塁打王に輝いたノーステップ打法を捨て,右足を上げる新打法に着手。
バットも巨人の阿部モデルにチェンジした。
完成度は「4割程度」と低いが,「飛距離を出したい」という“飛ばし屋”の願いが白球にも伝わったような一撃だった。
スタンドでは両親が見守った。
誕生日のお祝いを兼ねて前夜は食事を共にして,久しぶりに家族団らん。
父の秀和さん(59)は「最後にいいものが見られた。けがせんように頑張って」と帰阪する直前にエールを送った。
宮内オーナーも観戦した一戦で,最上級の結果を出す孝行息子だ。
復活を期待する森脇監督は「誕生日を一区切り,ターニングポイントにして,もっと自分を磨いてもらいたい」とあえて合格点をつけない親心。
T―岡田も「まだまだ精度は低い。自分のタイミングで打ちたい。うまく打てたが,その前のファウルを仕留めたかった」と納得はしていない。
主軸を張るべく,日々精進する。

新打法!今の段階では有効と言えそうです。
ただこの一本足のタイミングを崩しにやってくるのは間違いなし
そのためのすり足だったんですからこれをやめる以上は
何打席も何打席も本番までに打席に立って一本足を極めてほしいですね。

そして快音なしでも満足顔なのが

オリックス・糸井は紅白戦に白組の「3番・DH」で出場したが,3打席無安打に終わった。
3回1死一,二塁の好機では,桑原の変化球に空振り三振。
それでも「きょうはしっかりとボールを見られたことが収穫。結果ではない」と納得の表情だった。
11日も,居残り打撃練習を予定しており,代表合宿に向けて調整ペースを上げていく。

この人の場合気にしなくても良さそうです。

さらに意外な一発が

オリックス春季キャンプ(10日,宮古島)ドラフト1位入団の2年目,安達がキャンプ初の紅白戦に「2番・遊撃」で出場し,本塁打を放った。
一回,西から最初のストライクを左翼に運び「たまたま。本当は塁に出て足でアピールしたい」と自分でも驚いた様子だった。
遊撃はレギュラーだった大引が日本ハムに移籍した。
縞田らとの激しい定位置争いへ,いきなり存在感を示した。

たしかに一発とは違う持ち味で勝負してほしい選手です。
でも昨季より使える存在になってくれそうな予感

紅白戦後の森脇監督も

キャンプ初の紅白戦で,T-岡田,安達,原拓が本塁打オリックス森脇浩司監督のコメント。
「各自が自分の表現できるものをしっかり表現していたね」。

さてここからどの選手が開幕スタメンに名を連ねるのか楽しみです。




【写真は,新打法で2度目のホームランキングを狙ってほしいT-岡田】