古酒になる前に

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今年の宮古島キャンプは糸井や馬原の話題が先行してますが
平野恵一や平井が再びオリユニを着たという話題ももっとあっていいくらいのキャンプ

こんなところで平井の記事を

11年ぶりにオリックスに復帰した平井正史投手(37)が,故仰木彬元監督が残した古酒2瓶が眠る宮古島の酒造メーカー「多良川」の貯蔵庫を訪れ,恩師に日本一奪回を誓った。
現在のチームでは,96年の日本一を経験した唯一の現役選手。
Bクラス常連となったオリックスを引き上げるため,屋台骨となって働く決意を見せた。 
酒瓶に掛ける紙に,平井は迷いなく「日本一」と目標を書き込んだ。
「Aクラスとか書いていたら上は狙えないんだよ」。
常勝軍団となった中日で10年間プレーして4度のリーグ優勝経験が,そう言わせた。
そして,その言葉を誰より届けたいのが仰木元監督だった。
恩師の残した古酒を一口飲み,思い出を明かした。
93年のドラフト1位指名から始まり,常にプロの道を示してくれた。
デビュー戦となった94年9月10日の近鉄戦(藤井寺)は同点の9回裏,無死満塁でマウンドに上げられた。
1死は奪ったものの,結局犠飛を打たれてサヨナラ負け。
記録上,平井は負け投手にならなかったが,うな垂れてベンチに戻り,監督室に呼ばれた。
「怒られると思っていたら,仰木さんが賞金をくれたんだ。『これで新地に行ってこい』って。当時は,まだ19歳だったけど」。
20年目を迎えるプロ生活で,負け試合での監督賞はそれが唯一。
「あれがあったから,ここまで来られた」と感謝の気持ちが絶えない。
個人タイトルには興味がない。
チームでは唯一96年の日本一を知る現役選手。
今季復活すればカムバック賞も考えられるが「どこまでカムバックさせんねん! 狙ってないよ。日本一になりたい気持ちが上」。
03年に続く2度目の受賞となれば史上初の快挙だが,「日本一に少しでも力になれれば」と封印した。
方針に従い,チーム最年長の37歳もブルペンで1日100球のノルマを果たしている。
「総数はもう1000球超えた。20回目のキャンプが一番しんどい」と苦笑いしながらも,選手層の厚くなったチームを見渡し「面白いんじゃない,今年は」と腕を回した。
天国の仰木さんと日本一の美酒を飲むために,秋までフル稼働する顔だった。

仰木さんの志を継ぐものもだんだん減ってきてますが
平井の復帰はなんかうれしい
あのころの豪腕の若者平井のイメージから投手のまとめ役的な存在への変化
泡盛が古酒になって味がまろやかに熟成されるのと似てますね。

泡盛は年月を経て古酒で楽しめますが
ファンは優勝,日本一からあまり寝かされすぎても楽しめないので今季あたり・・・

小松は15勝した年の味を思い出して思いっきり腕を振ってほしいですね。


さて別の記事も少し
第3クールの展望を

古傷の左ひざの影響で2軍で調整していたオリックス・後藤が,13日から1軍に合流することが決まった。 
1軍では14,15日に紅白戦を予定しており,後藤も出場する見込み。
4日に2軍を視察し,体調の良さを確認していた森脇監督は「チームはしばらく競争が続くが,私はいい選手から使う」と,後藤の開幕スタメンの可能性も示唆した。
紅白戦には2軍投手も呼ばれる可能性があり,新人の松葉らを軸に調整している。

ほとんど話題にのぼらない2軍キャンプでがんばる選手も見れるチャンスです。

そして伊藤,伏見の正捕手争いに割って入りたいのがこの選手

オリックス伊藤光捕手(23),横山徹也捕手(28),三ツ俣大樹内野手(20)が12日,休日返上で練習を行った。
宮古市民球場の室内でウエートトレ,マシン打撃などで汗を流した。
2月1日のキャンプインから無休で調整を続けるプロ11年目の横山は「休んでしまうと変な感じがする。体を動かしている方が安心するから」と理由を話した。

日高,鈴木がいないのは斉藤,辻にならんで大チャンスのゴンゾー
控え捕手でも1軍に入れば違いますので上で見たい選手のひとりです。




【写真は,泡盛の前で誓うこと想うことがたくさんある平井と小松。それぞれのポジションでの活躍を期待】