★2/23(土)OP戦DeNA1回戦

イメージ 1

Bs 0-2 DB
(宜野湾)

【投手】
(オ)西,海田,比嘉,松本,佐藤達-伊藤
(D)三嶋,神内,山口,林,佐藤-高城,靍岡

【責任投手】
(勝)神内1試合1勝
(S)佐藤1試合1S
(敗)西1試合1敗

本塁打
(オ)
(D)梶谷1号2ラン(4回,西)

【戦評】
DeNAはルーキー三嶋が3回無失点で,先発陣入りをアピールした。山口ら投手陣が無失点で順調な調整ぶりを見せた。梶谷が2ランを放った。オリックスは西が4回7安打2失点と精彩を欠き,打線も3安打と低調だった。

2013年OP戦通算:1戦中0勝1敗0分 勝率.000
対DeNA:0勝1敗0分

初陣はほろ苦い大人の味

オリックスはオープン戦のDeNA戦で0―2と完敗し,森脇監督の初陣を飾ることはできなかった。
散発3安打の完封負けという結果には寛容だった指揮官も,試合内容には「凡打の内容が悪かった。もっとシンプルにやってきたことを出すことが大事」と表情をこわばらせた。 
打線は2番に平野恵,3番に坂口,4番にT―岡田と主力を並べたが,初回の無死一,二塁で得点できないなど機能しなかった。
先発の西の乱調など味方投手陣が12安打も浴びたが,自軍は3安打のみ。
打ち上げてしまうフライアウトが12個も数え,「記者の皆さんには退屈なゲームだったでしょう」と苦笑いした。
特に走塁面については,はっきりと「不満」と口にして「たくさんスキがあった。あと2,3個は走れていた」と1盗塁に終わった消極的な姿勢に活を入れた。
李大浩イ・デホ),糸井と中軸がWBC代表で抜けているため判断は難しいが,昨年の最下位チームは課題山積みで発進。
ソフトバンクオリックスで監督代行として37勝,勝率6割超を誇った指揮官も,監督初陣はほろ苦かった。

ダントツの最下位のベイに零敗
先行き不安なスタート

別記事も

森脇オリックスは見せ場のない黒星で初陣を飾れなかった。
DeNA投手陣の前に散発の3安打完封負け。
指揮官は「そう思い通りにはいかない。凡打にも内容がなかった。走塁に関してはまだまだ不満です」と,サバサバした表情で振り返った。
WBCでチームを離れている糸井,李大浩を欠く打線に迫力はなく,三塁を踏んだのはわずか一度のみ。
盗塁とヒットエンドランを1度ずつ仕掛けたが,後は凡打の山でサインを出す場面がほとんどなかった。
わずかだが収穫もあった。
「ベンチにいる選手がお互いに(相手チームの)情報交換をしていた。明らかに昨年と違う」。
昨季はシーズン終盤に,監督代行として9試合で7勝2敗と好成績を残した。
「代行」の肩書がなくなった男前監督の本当の勝負が始まった。

わずかな収穫があっただけでもよしとしましょうか。
今日の中日戦に注目しましょう。

残念なのは昨日エースになってほしいと書いたばかりの西

オリックス先発の西が4回7安打2失点の乱調に泣いた。
制球が定まらず,4回で84球も投げる内容の悪さ。
さらに失点した4回は,9番の梶谷に2ランを浴びた。 
直前に相手のミスでピンチがしぼみかけたが,伏兵に一発を浴びて「もっと集中しなければ」と悔やんだ。
今季は紅白戦で2発打たれ,昨年のオープン戦・阪神戦でも被弾したことで「沖縄ではホームランを打たれすぎですね」とポツリ。
金子,岸田が離脱して苦しい台所事情の先発陣で,結果を残せなかった。

こういうムラッっ気をなくすのが先決ですね。




【写真は,今季の初白星を早く見たい森脇新体制。まだまだこれから!】