★３／１６（土）ＯＰ戦日ハム２回戦

Ｂｓ １－７ Ｆ
（鎌ヶ谷）

【投手】
（オ）東野，松本，森本，比嘉，鴨志田－伊藤
（日）ウルフ，武田久，根本，河野－大野，近藤

【責任投手】
（勝）ウルフ4試合2勝
（敗）東野3試合1勝2敗

【本塁打】
（オ）李1号ソロ（2回，ウルフ）
（日）ホフパワー2号2ラン（8回，比嘉）

【戦評】
　日本ハムは先発のウルフが６回１失点と安定した投球を見せた。３年目の西川が八回に効果的な２点三塁打。オリックスは李大浩がオープン戦初本塁打を放った。先発の東野は一回に失点したが，その後粘って６回２失点にまとめた。

2013年ＯＰ戦通算：１２戦中２勝９敗１分　勝率．１８２
対日ハム：１勝１敗０分

好勝負が一転
大敗となりましたが先発は西に続いて東野が好投

　オリックスの先発，東野は一回に先頭打者の陽岱鋼を死球で出すと，小谷野とアブレイユに長打を許して２失点。「課題にしている」という立ち上がりに不安を残した。
　しかし二回以降は２人の走者を出したが，いずれも狙い通りの併殺打で後続を断ち，６回を２失点。「いいところもあった」と言うように，開幕へ向けた仕上がり具合には手応えを感じているようだ。森脇監督も「力は出せたと思う」と合格点を与えた。

打撃も核となる選手が大きいのを

　出場５試合目で，オリックスの李大浩（イ・デホ）に早くも今季１号が生まれた。 
　２回の先頭，ウルフの直球を右翼席に運ぶ技ありの一打。右翼・大谷の頭上を越える一発に，「センターから逆方向が基本。ぼくは若い頃から，そういう打ち方をしていた。引っ張っての大きな当たりは，プロなら誰でも打てる」と，大谷にも見本となるような一打を見せつけた。これで５試合連続安打。「ＷＢＣでレベルの高い投手とやっていたから」と，昨季の打点王は今季も変わらず頼もしい。

ランナーを貯めてからが理想ですが逆方向への一発はうれしかったですね。

もうひとつのうれしい話題が

　ドラ５右腕・森本がまた結果を残した。７回１死から救援し，アブレイユを三振。赤田には二塁打を浴びたが，２球目にはこの日の最速となる１４９キロをマーク。２死二塁からは日本ハムのドラ１・大谷を，内角低めのスライダーで三振に切り捨てた。
　「初登板より楽にいけた。（大谷は）それほど怖くなかった。体が大きいので思いっきり攻められた。目標は開幕１軍です」と，２／３イニングを抑えて胸を張った。
　１３日のソフトバンク戦（京セラＤ）でオープン戦デビューを果たし，１回１安打無失点。２試合連続の好投に，森脇監督は「攻撃的精神を見せてくれた。（内容は）十分だと思う」と称賛。西本投手兼バッテリーコーチも「いいピッチングだった。開幕１軍も？　そうだね」と合格点を与えた。ＢＣリーグ・福井出身の“雑草”右腕が，大きな夢をつかみそうだ。

森本　将太（もりもと・しょうた）
１９９２年５月２５日，福井県生まれ。２０歳。磯部小３年から野球を始める。中学では福井ブレイブボーイズに所属。福井工大福井高からＢＣリーグ・福井に入団。１２年ドラフト５位でオリックス入団。１１年に寿恵さん（２１）と結婚し今年２月７日に長男・一冴（かずさ）君が誕生。１７４センチ，７０キロ。右投右打。今季の年俸５００万円。

サトタツと森本
いい若者が育ちつつあります。

ただ勝ち星がほしいですねぇ・・・

【写真は，独立リーグからプロになる選手は出てきましたが１軍で活躍できるかどうかはこれから。】