★4/14(日)日本ハム3回戦

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Bs 6-7 F
(ほっともっと神戸)

【投手】
(日)谷元,矢貫,鍵谷,石井,増井-鶴岡
(オ)ディクソン,佐藤達,中山,小松,松本-伊藤

【責任投手】
(勝)鍵谷7試合1勝
(S)増井5試合3S
(敗)中山7試合2敗

本塁打
(日)陽2号ソロ(4回,ディクソン),中田4号ソロ(4回,ディクソン),ホフパワー2号ソロ(7回,佐藤達),西川1号ソロ(8回,中山),陽3号ソロ(8回,中山)
(オ)バルディリス2号満塁(3回,谷元),T-岡田2号ソロ(9回,増井)

【戦評】
 日本ハムが5本塁打を含む18安打の猛攻。1-4の四回に陽岱鋼と中田のソロで1点差に。七回はホフパワーのソロで同点。八回には西川と陽岱鋼の連続本塁打などで3点を勝ち越し。新人鍵谷は初勝利。オリックスは救援陣が崩れた。

2013年通算:14戦中8勝6敗0分 勝率.571
パ・リーグ順位:2位
対日ハム:2勝1敗0分

青波まつりも昨日が最終日

始球式は指導者で絶対に戻ってきてほしい壮さん

 オリックス・ブルーウェーブ時代の復刻ユニホームでの3試合目は球団OBの田口壮氏が特別ゲストとしてメモリアルピッチを行った。 
 「プロに入って初めて着たユニホームですし感慨深いものがありますね」と,背番号「6」を着てほっと神戸のグラウンド登場を懐かしんだ。ファンの中にも「6」やイチローの「51」のユニホーム姿で球場にやって来た人も多く,球場が少しタイムスリップしたような雰囲気だった。

派手なホームラン合戦も矢が尽きゲームセット

 両軍合わせて7発が飛び交った空中戦は,オリックスが1点差及ばず,同一カード3連勝を逃してしまった。 
 「防げた一発はあった。どうしても勝ちたかった試合だったが,成長して前に進むには十分なゲームだった」
 森脇監督は,8回に3点を勝ち越されながら8,9回に1点ずつ返し,なおも一打同点の場面を作った打線の反発力を評価した。今季最多の18安打を浴びた投手陣だったが,タイムリーによる失点は2点だけ。ワンサイドにさせず,球場に詰めかけた2万人強のファンに最後まで諦めない姿勢を見せたことが何よりだった。
 3回,バルディリスの今季2発目の満塁アーチで一度は逆転に成功。カード初戦の金子,2戦目の西と2戦連続完投勝利で中継ぎ陣を休ませていただけに,継投で乗り切る態勢は整っていたはずが,4回以降の5発被弾と計算は狂った。11日のソフトバンク戦に続き満塁弾を放ちながらチームが敗れたことにバルディリスは「勝敗は自分で左右できない」と結果を受け入れるしかなかった。
 とはいえ,対戦カードがひと回り終わった時点で貯金「2」のスタートは悪くない。16日からは敵地で1・5ゲーム差の西武との首位攻防戦に突入する。「われわれは一戦一戦最善を尽くすだけだから」。指揮官の目はもっともっと先に向けられている。それはチームが確実に力をつけてきた手応えを感じ取っているからに他ならない。

▽4500敗 オリックスは14日の日本ハム戦に敗れ,前身の阪急時代から球団通算4500敗(4808勝)となった。昨年のDeNA,阪神に続きプロ野球3球団目。

バルディリス(11日に続く満塁弾も,ともに逆転負け)
「勝敗は僕だけでは左右できない。自分の仕事をやるだけ」

T-岡田(九回にソロ)
「先頭なので塁に出ようと思った。我慢して使ってもらっているので,何とかしたい」

山本(巨人から移籍してプロ初安打)
「つなぐことを考えた。感謝の気持ちでいっぱい」

西本投手コーチ(ホフパワーの同点弾に)
「四球でもいいという余裕を持たせられなかった俺のミス」

なんといってもサトタツホフパワーにくらった同点弾がくやしい
西本コーチの言うようにあの場面なら
カウントが悪くなった段階でボール球で勝負でよかったのに

それでもただの負け試合じゃないのが昨日

 最後まで勝負をあきらめず,オリックスが懸命に食らい付いた。袖に刻まれた「がんばろうKOBE」の文字が闘志を奮い立たせる。ブルーウェーブ時代の復刻ユニホームを身にまとった猛牛軍団が,意地の猛追で2万1965人の観衆を沸かせた。
 「相手に今後どういう印象を与えるか。あそこでへこたれなかったのが大きい」と森脇監督。3点を追う八回,バルディリスが適時二塁打で1点を返す。九回には先頭のT‐岡田が2号ソロ。さらに1死二塁と一打同点の好機をつくり,日本ハム救援陣をあと一歩のところまで攻め立てた。
 3連勝はならなかったが,指揮官は「成長して前進するには十分なゲーム」と選手をねぎらう。16日からは1・5差で追う首位・西武と3連戦。「我々は一戦,一戦に最善を尽くすだけ」と,静かに“頂点”を見据えた。

首位攻防戦・・・この響き・・・いいです♪

そして残念だったのがディクソンの無敗神話が早くも崩れたこと

 オリックスでは90年のシュルジー以来の来日初登板から3戦3勝のチャンスがあった先発・ディクソンだったが,リリーフ陣がリードを守れなかった。 
 「結果的には3失点だけど,やはり味方が逆転してくれた直後の失点だね」とディクソンは反省の弁。森脇監督は「毎回毎回安定したピッチングをしてくれればいいけど,少しは波もあるからね」と,むしろ粘りのピッチングだったことを評価していた。

ドン・シュルジー以来というのも奇遇な情報でした。

阪急からの通産4500敗
これもオリックスという球団の歴史を感じさせます。

阪急ブレーブスオリックス・ブルーウェーブ・・・
純血の歴史をこれからも思い出してしっかり応援していきたいです。




【写真は,選手として1度,指導者として何度でもオリックスに戻ってきてほしい田口】