★4/16(火)西武4回戦
前回の西武戦で10-0の快勝
今回は10安打放って1-10で大敗
今回は10安打放って1-10で大敗
試合のリズムを作れなかったのは先発の東野の投球
オリックスの東野は二,三回と各3失点し,序盤で試合を壊した。志願してマウンドに上った四回も1失点と立ち直る気配すらなかった。 追い込んでからの勝負球が甘く,5四球と独り相撲だった。「ずれた感覚を修正できなかった」と肩を落とした。昨季1試合の登板で,森脇監督は「ブランクがあるのかもしれない」と試合勘の欠如を要因に言及した。
別記事でも
勝てば0・5ゲーム差に迫る首位攻防の初戦だったが,見せ場なしに終わった。9日にオリックス初勝利を挙げたばかりの先発の東野は4回6安打7失点でKO。「甘い球を見逃してくれなかった。何を言っても言い訳になる」とうなだれた。西本投手兼バッテリーコーチによれば「踏み込んだ左足が滑ったみたい」とマウンドが合わない不遇もあったようだが…。 森脇監督も表情をこわばらせて,「投打ともに非常に雑だった。二度としたくないゲーム」と不機嫌モード。自慢の重量打線も,6回の無死一,二塁で無得点に終わるなど牧田の前に不発に終わった。指揮官は「うちが(優勝争いの)輪の中に存在するためには,一波乱起こすぐらいの爆発力がなければ」と嘆き,力の差を痛感。今季最多の10失点で,西武の背中が離れる一戦となった。
東野の失点よりも中山の投球・・・
中山は2軍で調整したほうがよくないですか・・・
中山は2軍で調整したほうがよくないですか・・・
そうなると使える中継ぎがいなくなるかもしれないのでこんな記事も
ピッチャー,安達!? オリックス森脇浩司監督(52)が,今日16日からの西武との首位攻防戦へ,秘策を編み出した。アクシデントなど緊急時に限り,野手をマウンドに送るというのだ。準備を大切にする指揮官だけに,すでに候補選手も想定済みの様子。15日は決戦の地,東京へ満を持して移動。「森脇マジック」がさく裂するか!? 「まさかのさか」も想定済みだ。ベンチ入りの投手を全員つぎ込む消耗戦の末,アクシデントが起こったら…。固定観念を取っ払った森脇マジックに「奇策」の2文字はない。オリックス森脇監督は西武との首位攻防戦でなりふり構わずタクトを振るう。 森脇監督 中継ぎ陣をよく使うケースがあるから,野手を投げさせることがあるかもしれない。延長12回で最後の投手にアクシデントが発生することもある。誰を使うと思う? 逆質問あたりに本気度がうかがえる。自由獲得枠で投手として入団,野手に転向した糸井が最有力かと思われたが監督の思考は違った。試合を壊さない,制球力のある投手だ。 森脇監督 昔は西の馬原,東の糸井と言われたもんな。ただ糸井はセットポジションで投げられない(笑い)。俺は別の選手を考えている。やはりストライクが取れる投手だろうね。 セットポジションから動き方が分からなくなったという「糸井伝説」で笑いを誘った。だが野手登板はあり得ない話ではない。3時間半ルールが撤廃された今季,オリックスはここまで14試合ですでに延長戦4度。開幕2戦目はベンチ入りの投手全員を使い切った。チームには,坂口智隆外野手(28)ら高校時代に投手経験のある野手もいる。果たして,脳裏には誰の姿を思い描いてるのか…。 準備に余念がない指揮官を先頭にチームは首位攻防戦の舞台,東京に移動。リーグトップのチーム打率2割8分の打線と森脇マジックで,開幕10試合以降では12年ぶりとなる単独首位を狙う。 ◆公式戦での野手の登板 野手専門でプレーしていた選手に限れば,00年6月3日にオリックス五十嵐章人内野手が近鉄戦に登板して以来。13点差をつけられた8回裏無死三塁からマウンドに上がり,打者4人に対し1安打無失点。近年ではほかに,西武のデストラーデ内野手が95年5月9日オリックス戦に登板し,打者3人に1安打2四球で降板した。なおオリックスでは外野手登録の嘉勢敏弘が,97年2試合,00年に21試合登板した例がある。
塚原や山田といった未来先発枠の選手も1軍で中継ぎ経験させるのもよいかも
【写真は,思わずマウンドで憮然とする東野・・・これが糧となれば・・・】