☆5/8(水)ソフトバンク7回戦

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Bs 4-2 H
(京セラドーム)

【投手】
(ソ)寺原-細川,高谷
(オ)松葉,比嘉,佐藤達,平野佳-伊藤

【責任投手】
(勝)松葉2試合1勝
(S)平野佳11試合1勝4S
(敗)寺原3試合1勝2敗

本塁打
(ソ)吉村3号2ラン(4回,松葉)
(オ)糸井2号3ラン(3回,寺原)

【戦評】
 オリックスが連敗を6で止めた。新人の松葉が六回途中6安打2失点でプロ初勝利。継投も決まった。打線は三回にバルディリスの適時打で先制し,糸井の2号3ランで加点した。ソフトバンクは4連敗。寺原は8回4失点で2敗目。

2013年通算:31戦中12勝20敗0分 勝率.375
パ・リーグ順位:最下位
ソフトバンク:4勝3敗0分

世間は長嶋,松井の国民栄誉賞
谷繁と中村の2000本安打の話題で持ちきりですが

オリックスのドラ1ルーキーも日ハム大谷や阪神藤浪に負けじと1歩を踏み出してくれました。

 ひとつ勝つことの難しさを心に刻む,オリックスのドラフト1位・松葉のプロ初勝利だった。 
 「うれしい気持ちと悔しい気持ち両方です。前回6回まで投げたので,今回は7,8回までしっかり投げたいと思っていましたから」
 5回1/3での降板は不本意ではあったが,チームが6連敗中であることから石橋を叩いて渡る投手リレーも仕方なかった。比嘉,佐藤達が走者を一人も許さず,守護神・平野佳が2回をピシャリと封じる姿をベンチで見つめ「勝つまでの間の時間も自分にとってはいい経験になりました」と今後の糧としてしっかり目に焼き付けた。
 立ち上がり,いきなり1死三塁のピンチを背負ったが,内川を三ゴロ,ラヘアは空振り三振に仕留めた。3回1死一塁は絶妙のけん制球で本多をタッチアウト,続く長谷川に右中間二塁打を許しても失点しなかった。「前回の登板からけん制球がワンパターンになっているぞ」の西本投手兼バッテリーコーチのアドバイスを生かした工夫が,自らを助ける結果につながった。
 5回1死一,二塁でボークを冒し二,三塁のピンチになった時は後藤がマウンドに駆け寄り声をかけられた。「あれで気持ちがリセットできました」と盛り上げてくれた野手への感謝も忘れなかった。
 「松葉は投げっぷりが良くて,気持ちのこもったピッチングだった」
 9日ぶりの白星をつかんだ森脇監督は,ルーキーの肝っ玉投球に最大限の讃辞を贈った。
 試合後,平野佳から手渡されたウイニングボール。「家族の支えが一番だと思うので,家に飾ってもらおうかな」と,松葉はこの時ばかりは屈託のない笑みを浮かべていた。

松葉の父・恭功さん(43)(姫路市内でテレビ観戦)
妻は球場に行ったのですが,私は仕事の都合でテレビで見ていました。ハラハラしましたけど,勝ってホッとしました。2月の紅白戦で打たれたとき,“1軍は夏ぐらいかな”と本人とも話していたのでビックリです。

勝利に貢献したのは松葉の気持ちのいい腕の振りと
早めに試合の主導権を握る一発

 糸井にとってみれば右膝じん帯損傷も,ほんのかすり傷なのか。1点リードの3回無死一,三塁。「何とか走者をかえしたかった。すぐに追加点を取ることができてよかった」と,4月7日の西武戦(京セラD)以来となる特大の2号3ランを右翼席に運んだ。7回の第4打席で四球を選んだところで,お役ご免。連敗を6で止める2安打3打点の活躍だった。
 この日は,7日に神戸市内の病院で精密検査を受けた右膝の診察結果が,球団から発表された。「軽度の内側側副じん帯の損傷」。野間チーフトレーナーは「一般的には完治まで約2週間かかるケガ」と説明したが,患部をテーピングで固めた動きは,それをみじんも感じさせなかった。3日のロッテ戦(京セラD)で痛めた後も,欠場は6日の楽天戦(Kスタ)1試合のみだ。
 森脇監督も「痛みに強いし,我慢強い選手。1球で仕留めてくれた。さすがだね」と称賛。試合後は松葉と一緒に,お立ち台に上がる予定だったが,ベンチ裏での右膝の治療を優先。帰り際,報道陣の取材には「秘密です!」となぜか雄たけび。糸井に超人伝説がまた一つ加わった。

宇宙人だし超人の糸井
無理は禁物ですがうれしい一撃でした。

糸井の負傷で打順が上がったサムライ助っ人も

 オリックスアーロム・バルディリス内野手(30)が勝負強さを発揮した。3回裏無死二塁で,左前に先制タイムリーを放った。
 「チャンスだったし,とにかくボールをしっかり,とらえることを意識していた。このところ先制できていなかったし,タイムリーになってくれてよかった」。今季初めて3番に座り,3戦連続で打点を挙げた。

みんなでなんとかしたいという気持ちが出てた試合でした。
森脇監督も

 オリックスが連敗を「6」で止めた。ドラフト1位松葉貴大投手(22=大体大)の好投や糸井嘉男外野手(31)の3ランなど投打の歯車がかみ合った。
 森脇浩司監督(52)は「本当に長かった。(松葉は)投げっぷりがいい。気持ちのこもった球を投げている。糸井は本当に痛みに強い。我慢強い選手だ。1球に集中してくれた」と選手の働きを絶賛した。普段は丁寧に質問に応じるが,この日は「僕の話はいいから,選手に聞いてやってください」と自ら会見を打ち切った。

どこまでもチーム思い
ここから一つずつ借金を返していってほしいですね。




【写真は,この1勝は松葉だけじゃなく,チームにとっても大きな1勝に!!】