関西ダービーから始まる交流戦
まず先発はチームの勝ち頭を目指すディッキー
オリックス,交流戦開幕投手のブランドン・ディクソン投手(28)はチームの勢いを加速させる。「この流れを切らないように勢いづけていきたい。低めに集めて打ち取りたいね」と,得意のゴロを打たせる投球でチームトップの4勝目を目指す。 またアメリカでは3Aで二塁打を放ったこともあり,打撃にも自信をのぞかせていた。
そして2戦目は
15日の阪神戦(甲子園)に先発予定のオリックスのドラフト1位左腕・松葉は,ほっと神戸のブルペンで投球練習。「小さい頃からの阪神ファンですから非常に楽しみです。鳥谷さんや新井さんと対戦できることに感謝したい」と,早くも心を躍らせた。 東洋大姫路(兵庫)でセンバツ甲子園に出場した08年は肘を負傷して外野手に転向していた。大体大で投手に戻ってプロ入りした左腕は「いつか立ちたいと思ってかなわなかった場所。全てを出し切りたい」と闘志を燃やした。
そしてちょっと心配な打撃の核は
4連勝中のオリックス・森脇監督だが,昨年2勝2敗だった阪神戦を前に気の緩みはない。「投打ともに素晴らしいバランスのチーム。気持ちをしっかりと切り替えて戦うだけ」と端正なマスクを引き締めた。 チームは投手陣だけがほっと神戸で汗を流したが,不安要素は右膝のじん帯を損傷している糸井だ。3日のロッテ戦(京セラD)で痛めてから指名打者での出場が続いているが,セ・リーグ主催の阪神2連戦では指名打者制はない。「一日で治します」と前日(12日)の日本ハム戦後(京セラD)後には意気込んでいたが,患部は完治しておらず,首脳陣はベンチスタートさせる方針だ。 糸井はここ2年間の阪神戦で打率3割7分(27打数10安打),1本塁打1打点。甲子園に限れば4割2分9厘(14打数6安打)と得意中の得意だ。代打ででも勝利に貢献できる可能性は十分ある。 「ファンも注目している。阪神は充実しているが,ウチも元気なところをみせたい」と指揮官は力を込めた。
虎を倒して景気をつけて広島にやってきてもらいましょう!!
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