☆5/31(金)阪神3回戦(交流戦)

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Bs 4-3 T
(京セラドーム)

【投手】
(神)メッセンジャー,渡辺,加藤,鶴,筒井-藤井彰
(オ)井川,比嘉,佐藤達,平野佳-伊藤

【責任投手】
(勝)井川1試合1勝
(S)平野佳22試合1勝1敗12S
(敗)メッセンジャー10試合6勝2敗

本塁打
(神)高山1号ソロ(3回,井川)
(オ)李8号ソロ(5回,メッセンジャー

【戦評】
 オリックスは今季初登板の井川が六回途中3失点で勝利。継投も決まり,1点差を守った。打線は一回,バルディリスの適時打で先制。同点の三回は糸井の2点適時打で勝ち越し。五回には李大浩の8号ソロで加点した。阪神は3連敗。

2013年通算:48戦中23勝24敗1分 勝率.489
パ・リーグ順位:5位

阪神:3勝0敗0分
交流戦戦績:13戦中8勝4敗1分 勝率.667
交流戦順位:2位


心配してた古巣相手の登板
見事に撃破!!

 復活ロードの第1歩を古巣相手に刻んだ。
 「初めが良ければ順調にいくと思う。大事だと思っていた」
 2006年まで9年間所属した阪神オリックスの井川が今季初勝利。昨年10月に肘の手術を受けた左腕は,今季初先発で六回途中を6安打3失点。7季ぶりの交流戦勝利で復活を印象づけ,満足感に浸った。
 五回までソロ本塁打による最少失点に切り抜けた。往時のような剛速球や変化球がない中,丹念にコーナーを突く。二,四回のピンチはともに併殺打でしのいだ。「(阪神の)狙いは何となく分かっていた。深くは言えないけど,阪神というのは意識せず,ゲームをつくろうと思った」。
 六回,阪神時代に苦楽を共にし,対戦前に「楽しみは楽しみ」と話していた鳥谷に2点二塁打を浴びて降板し「鳥谷にもてあそばれた感がありますね」と苦笑い。それでも,先発の役割は果たした。
 「手術してよかった。昨年の今頃よりは調子がいい」。2勝7敗と期待を裏切った昨季は初勝利まで4試合を要した。チームの雰囲気を問われると「いいと思う。関西をどんどん盛り上げていきたい」。最大「9」あったチームの借金も「1」に減った。左腕の復活で上昇気流に乗せる。

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 照れたような,それでいて悔しさを隠すかのようにオリックス・井川は笑った。 
 「できれば真っすぐで力勝負をしたかったのですが…。(阪神は)やってくることが分かっていたので,そのパターンを読んで投げた。こんな投球は阪神に投げる時だけですよ」
 06年まで9年間所属した阪神を相手に6回途中まで3失点。昨年10月に肘の手術を受けた左腕が,1軍のマウンドに戻ってきた。
 5回までソロ本塁打による最少失点に切り抜けた。阪神打線がストレート一本に狙いを絞ってきていたことから,チェンジアップを中心とした変化球で丹念にコーナーを突き続けた。かつて井川のバックで守っていた阪神・和田監督も「(メジャーに)行く前ほどスピードはない(最速141キロ)が,遅い球をうまく使うのは変わらないな」と評した。
 井川はトランプのポーカーが好きだ。趣味の域を超えて「確率論」の本も熟読して研究する。ある日,同じくポーカーが趣味の後輩野手とこんな会話になった。その選手が気まぐれに札を引くと明かすと,「確率を計算しないと勝てるわけがない」と語気を強めた。さらに「君はどうやって打席に立つんだ?この投手が,このカウントのときに,どの球種を何%投げるのか。1軍の資料では出ているはずだよ」。
 6回に鳥谷に2点二塁打を浴びて降板したが「手術してよかった。昨年の今頃よりは調子がいい」。昨季は初勝利まで4試合を要したが,移籍2年目の今季は初登板初勝利。「初めが良ければ順調にいくと思う」と胸を張った。

はい,もういっちょ

 元トラのエースが,刺客として復活を果たした。昨年10月に左ひじの遊離骨除去手術を行ったオリックス・井川が,古巣との初対戦で今季初登板。六回途中に「集中力が切れて」2点を失い,降板したがリリーフ陣の踏ん張りもあって,今季初勝利を手にした。
 楽しかった。「僕を知ってる和田さんや山田さん(バッテリーコーチ)が,どうやって崩してくるかな,と」と,阪神戦だからこその頭脳戦を満喫した。
 初回は西岡を139キロの直球で空振り三振に仕留めると,大和,鳥谷も直球を意識させながら外野フライで三者凡退。三回,高山に一発を浴びたが,以後はチェンジアップを有効に活用してアウトを増やしていった。
 努力と,助力。キャンプでは10キロ離れた宿舎と球場を“自転車通勤”するなど,とにかく下半身をいじめ抜いた。一方で,リハビリに付き合ってくれたトレーナー,打たれて試合が壊れても,球数をこなすテーマを理解してくれた2軍のコーチなど「ありがたい。おかげでロスすることなくここまで来られた」と感謝を口にした。
 もちろん,これで満足などありえない。「直球をファウルさせてカウント稼げるようにならないと」と上を目指す。そして「鳥谷に(2安打2打点と)もてあそばれたので,来年は,もっといい状態で力勝負したい」と,直球勝負で鳥谷退治を楽しみに,今季はチーム浮上のキーマンとなる。

5回1/3で降板は物足りないですが
今の先発事情を考えると貴重な存在になってくれるかもです。

なんといっても投手を助けてるのが打撃陣
その中でもチームの雰囲気を盛り上げてくれてる超人

 オリックスは糸井の勝ち越し打で試合の主導権を手放さなかった。 
 3回2死満塁,メッセンジャーが投じた6球目の真ん中直球を見逃さず一,二塁間を破る決勝の2点適時打を放った。「井川さんが頑張っていたので何とか勝ちをつけたかった」。井川とともに上がった「お立ち台」は移籍後,初めて。これまでは活躍しても断っていたが,ついに京セラドームのオリックスファンに生声を披露した。

生声披露をじっくりと

 オリックスは31日,本拠地・京セラドームで阪神と対戦し,4対3で勝利した。先発の井川慶は,6回途中6安打3失点で,古巣を相手に今季初先発初勝利を挙げた。
 以下は糸井嘉男のコメント。3安打2打点で勝利に貢献した。
――ナイスバッティングでした。同点直後,どんな思いで打席に入った?
「なんとか,つないでくれたみんなをかえそうと思っていました」
――3安打で猛打賞,そして2打点。素晴らしい活躍が続くが好調の要因は?
「井川さんがナイスピッチングされていたので,なんとか井川さんに勝ちを付けたかったかった。今日は本当に良かったです」
――チーム全体でも,7試合連続で2ケタ安打。最後は深江(真登)選手の(ライト守備での)スーパープレーも出てムードも上がっているのでは?
「これからどんどん勝って,どんどん上を目指して頑張っていきたいと思います」
――観客のみなさんに一言を。
「いつも応援ありがとうございます。これからも応援をよろしくお願いします」

李大浩とバルの仲良し助っ人コンビもいい感じ
このまま交流戦をいい感じで終えたいですが
パ・リーグは負けないですねぇ・・・。




【写真は,トラギャルも祝福の井川。糸井の生声披露もうれしい出来事でした。】