☆6/2(日)広島3回戦(交流戦)

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Bs 7-1 C
(京セラドーム)

【投手】
(広)野村,中田-倉,会沢
(オ)西-伊藤

【責任投手】
(勝)西10試合5勝2敗
(敗)野村6試合2勝3敗

本塁打
(広)丸5号ソロ(9回,西)
(オ)後藤3号ソロ(2回,野村)

【戦評】
 オリックスは西が九回二死から丸に浴びた5号ソロの1点に抑え,無四球完投で5勝目を挙げた。二回に先制した打線は三回にバルディリス李大浩が連続適時打。バルディリスは六回には2点打を放った。広島は野村も粘れず4連敗。

2013年通算:50戦中24勝25敗1分 勝率.490
パ・リーグ順位:5位

対広島:2勝1敗0分
交流戦戦績:15戦中9勝5敗1分 勝率.643
交流戦順位:2位

呉で辛酸を舐めさせられたことを完全に忘れるくらいのカープ野村KO劇♪
投げては若きエース西

 完封を阻まれた9回2死からの一発だけがマイナス要素だった。1失点完投で今季最高とも言えるパフォーマンスを見せたオリックス・西は「(丸に対する1球は)ファウルにさせるつもりが,ちょっと甘く入ってしまいました」と悔やんだ。 
 “着地”は決まらなかったが,ほぼ完ぺきな投球内容だった。被弾までは二塁すら踏ませず。金子に次ぐエース格への期待から,いつもは辛口評価をする森脇監督も「今年の登板の中では一番スキがなかった」と右腕を称賛した。
 被安打5で無四球。どの変化球でもストライクを取れたことが安定感を呼んだ。特に効果的だったのがカーブだ。「今まで(カーブは)自信がなかったけれど,練習して使えるようになってきました」。3年前,投球の幅を広げるため小林宏(現2軍投手)コーチの指導の下,カーブとフォークを習得したことで,ひと回り成長した。
 入団5年目を迎え,大学を経由した同い年の選手がプロの世界に入ってきたことも今季のモチベーションを高めている。大体大を経由したドラフト1位・松葉にプロ生活のノウハウを伝えるが,「負けられない」とライバル心ものぞかせる。
 今季5度目の先発となった本拠地・京セラドームでは4勝負けなし。昨年7月4日の日本ハム戦から同球場では6連勝となった。「相性がいいからじゃないですか。何とか粘って投げようと思ってます」。交流戦に入ってからチームが連敗しないデータも更新した。勝率5割復帰にあと「1」。5勝でチームの勝ち頭にたった西の姿が何とも頼もしく見えた。

バルディリス(3安打3打点。今季40打点でトップをキープ)
得点圏に走者がいると,より集中力が高まる。

丸への一発が余分でしたが
持ち味のテンポの良さでポンポン討ち取ってましたね。

さらに打撃で光ってたのは

 年々,成長を繰り返すバルディリスが,今年は“点取り屋”となってオリックスをけん引する。ここまで4割を超える得点圏打率で,リーグトップの37打点を稼いできた勝負強さは,この日も輝いた。
 1点リードの三回1死二塁で2点目をたたき出す中前適時打。さらに「相手がホームに投げたし,次は李大浩だから」と,続く4番の打点も演出する好走塁で二塁を陥れた。森脇監督も「ああいうプレーがすばらしい」と,結果以上に姿勢を評価した。
 さらに六回2死満塁でも「3点では勝てないゲーム」(森脇監督)を5点差にする中前2点打と,勢いが止まらない。過去最高が,一昨年の66打点。今季は50試合ですでに40打点に到達した。
 数字には「まだ途中だし,明日どうなるか分からないんだから,満足してはいけない」と無関心だ。しかし「後ろに李大浩がいて,ピッチャーも勝負してくれる。相乗効果はあるね」と3番に完全にハマり,なお「次の試合もハードにプレーするだけ」の積極姿勢がある限り,過去4度,跳ね返された5割の壁を突き抜けるのも,時間の問題だ。

来季もバルの心をつかんで離さないでほしい
オリで生涯を終えてバルボンさんのように南米枠でオリに居続けてほしい選手です。

打撃では下位打線でしっかりゲームを支えるベテラン光尊

 復調の兆しだ。オリックス後藤光尊内野手(34)が先制の3号ソロを放った。
 2回1死から内角高めのカットボールを振り切った。打球は弾丸ライナーで右翼スタンドポール際に着弾。後藤はゆっくりとダイヤモンドを一周。「ちょっと詰まったんですが,よく飛んでくれました。先制することができてよかったです」と満足の1発を振り返った。
 前日1日の阪神戦では能見からチーム唯一の安打を放った。試合開始前までの10試合中,7試合で安打を放つなど復調の気配が漂う。後藤が本調子を取り戻せば,オリックス打線はさらに破壊力を増す。

ゴッツらしい弾道のHR
コンスタントに打ってくれてるのが頼りになる主砲

 オリックス李大浩内野手(30)が中前適時打を放った。
 バルディリスの適時打で2点差に広げた直後の3回1死二塁から,外角の直球をはじき返した。二塁走者バルディリスが一気にホームインし,3点目を挙げた。「とにかくランナーを返すことだけですね。バルディリスがよく走ってくれて,追加点を取ることができてよかったです」と喜んだ。

5番の糸井を含めても今季のオリックス打線は近年まれにみる安定感
ロース,カブレララロッカ時代よりも破壊力はないですが堅実な気がします。

このまま楽天を追い越してまずは交流戦優勝でフィニッシュを!!

この試合の詳細はTBさせてもらったAOKUさんのブログで!
AOKUさんいい記事でしたよ!!




【写真は,赤く染まった京セラドームをネイビーブルーの光で跳ね返したオリ】