☆6/16(日)ヤクルト4回戦(交流戦)

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Bs 10-8 S
(京セラドーム)

【投手】
(ヤ)ラルー,バーネット,七條,石山-中村
(オ)西,平井,鴨志田,岸田,佐藤達,平野佳-伊藤

【責任投手】
(勝)鴨志田2試合1勝
(S)平野佳27試合1勝2敗15S
(敗)バーネット14試合4敗5S

本塁打
(ヤ)バレンティン21号ソロ(2回,西)
(オ)

【戦評】
 オリックスが六回に7安打7点で5点差を逆転した。この回伊藤,駿太の適時打で追い上げ,李大浩の2点適時打で同点。さらに辻の2点二塁打で勝ち越した。鴨志田が12年目で初勝利。ヤクルトはラルーの交代の遅れが裏目に出た。

2013年通算:59戦中28勝30敗1分 勝率.483
パ・リーグ順位:5位

対ヤクルト:2勝2敗0分
交流戦戦績:24戦中13勝10敗1分 勝率.565
交流戦順位:3位

6月多忙につきまたもコメントにレスできてませんが
落ち着いたら少しずつレスつけますのでご容赦ください。


さて有終の美で交流戦中に借金を3返済
これが結果ですが昨日の試合はレギュラーシーズン再開に弾みのつく連敗脱出でした

その中でもうれしい出来事がふたつ

ひとつ目が

感無量のプロ初勝利だ。オリックス鴨志田貴司投手(29)が16日,ヤクルトとの最終戦(京セラドーム)で12年目での初勝利を挙げた。
 「実感がまだないです。うれしいよりも,ちょっと恥ずかしい。野手に感謝ですね」
 3-8とされた六回二死一,三塁から3番手で登板し1/3回を無失点に抑えた。その裏,味方が7点を奪う大逆転劇。12年も待ち続けてわずか3球で白星をゲットした。
 2002年に茨城・水戸短大付高(現水戸啓明高)からドラフト3巡目で巨人入り。06年オフに谷との複数交換トレードでオリックスに移籍したが,昨季はわずか2試合の登板に終わっていた。プロ12年目での初白星は西清孝(横浜)の13年目に次ぐ歴代2番目の遅さ。89試合目でつかんだ勝利に「12年と聞けば長いが,あっという間だった」と笑みを浮かべた。

1軍に上がるたびに弾き返されてたカモシー
2軍で黙々と投げ続けたカモシー
移籍して9年も経つのが不思議なくらいです。

初勝利は突然にやってきましたが12年分噛み締めてほしいです。

さらに苦労人という意味でこちらも2軍で黙々とバットを振り続けた辻ちゃん

 この日1軍昇格したオリックスの辻が六回に決勝打を放った。この日のユニホームの近鉄をほうふつさせる猛攻を完成させ「この打席が最後かもと思って入っていた」と選手生命を懸けた一打の余韻に浸った。
 33歳は昨オフに肘の手術を受けたが「まだできる。出られるならどこでもやる」と2軍では本職の捕手以外に一塁をこなした。三回には必死の走りで併殺崩れの間に4年ぶりの打点。近鉄の選手時代に代打逆転サヨナラ満塁本塁打で優勝を決めた北川2軍打撃コーチを引き合いに「北川さんは一振りで人生が変わった。僕も」と力を込めた。

森脇監督(逆転勝ちに)
「少しでも諦めの気持ちがあったら,ああいうことは起こらない」

駿太(プロ初の1試合3安打)
「逆方向を意識した。続けていきたい」

西(五回途中6失点)
「とにかくリズムが悪かった」

辻ちゃんがプロでやってみたかったことも実現し

 お立ち台を降りたオリックス・辻が,ファンに向かって側転からのバック宙を披露した。ソフトバンク・秋山監督の現役時代をほうふつとさせる身のこなし。「息子に,本当にバック宙できるの?って言われていたから。プロに入って一度もできないかと思っていたので,よかったよ」。この日1軍昇格したばかりの男が,殊勲打に夢見心地で笑った。

辻 俊哉(つじ・としや)
1979年7月14日,山梨県生まれ。33歳。甲府工高,国士大を経て,01年のドラフト5巡目でロッテに入団。05年にはファーム選手権でMVP。07年にオリックスに移籍。昨年まで通算173試合出場で打率2割2分4厘,1本塁打,28打点。178センチ,82キロ。右投右打。

腐らずがんばってくれた二人には感謝です。

そしてちょっとだけ試合を振り返ると初回の李大浩

 オリックス李大浩内野手(30)が先制タイムリーを放った。初回にヤクルトの先発ラルーの乱調で無死満塁で打席が巡ってきた。フルカウントから,右中間を破り,1点を先制。二塁走者の駿太が三塁で止まったため,シングルヒットになった。「とにかくランナーをかえすことだけを考えた。高めのまっすぐだったが,逆らわずに打ち返すことができた」。納得の一打で,3戦連続安打を記録した。

横浜戦以来,好調期に突入の李大浩
ただ初回にはこんな反省点も

 「ややワンサイドになりかけた六回裏,スタンドからの大きな声援を,ベンチにいて強く感じました。選手も感じたんじゃないですか。それが7点につながったと思いますね」
 5点を追う六回。この日,出場登録したばかりの「6番・DH」の辻が四球を選ぶと,ここから猛攻開始。後藤の二塁打で二,三塁とし,1死後に伊藤が右前に2点適時打。これでラルーをKOすると,代わったバーネットから坂口,駿太が連打で3点目をもぎ取り,さらに二,三塁。このチャンスに李大浩が左前に同点打を放った。
 バルディリスも続いた後,打者一巡して辻が勝ち越しの2点二塁打。森脇采配がここでズバリと的中した。
 先発・西が五回途中6失点でKOされたが,七回以降は岸田以下がヤクルト打線の反撃を断って逆転勝ち。確かに「頼もしい」勝ち方でも,序盤のミスは見過ごせない。監督が「反省点は多々あった」と振り返った場面は初回の攻撃だ。
 無死満塁の先制機で,李大浩が右翼・バレンティンの頭を越す大飛球を放った。ワンバウンドで右翼フェンスに直撃する当たりにもかかわらず,二走・駿太がまずい走塁で三塁にストップ。二塁手前まで走っていた李大浩は慌てて一塁に戻り,1打点のシングルヒットとなった。
 普通なら走者一掃の二塁打のケース。続く無死満塁でバルディリスが押し出し四球を選び,2点目を挙げたものの,結局初回の得点はこれだけ。これが中盤までの苦戦を招いた。
 「これからの4日間を有効に使い,精度の高い戦いができるようにしっかりやりたい」。打線はリーグでも屈指だけに,あとは細かい野球がいかにできるか。森脇オリックスがリーグの台風の目になれるかどうかは,この1点にかかっている。

1点を大切にする姿勢をもっと浸透させてほしいです。




【写真は,よくぞ腐らずここまで耐えてくれました。辻ちゃんがいると心強いです。】