補強の行方を追う

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李大浩の退団で補強マネーが浮いた状態
どんな使い道をするのか興味深深

今日はこんな記事から

 オリックスソフトバンクを退団したウィリー・モー・ペーニャ外野手(31)の獲得を検討していることが分かった。
 契約交渉決裂の李大浩に代わる大砲について18日,森脇監督は「選球眼がいいこと,逆方向に打つスキルがあること,文化に溶け込むこと」と要望。球団は3Aクラスを8人,メジャークラスを5人リストアップしているが,フロント幹部は「日本での経験者も見ている。一番,分かりやすいからね。ペーニャも視野に入っている」と明言した。
 今季のペーニャは左ヒザの手術もあって55試合で打率2割2分3厘,1本塁打に終わった。だが昨季は130試合で打率2割8分,21本塁打と1年目から日本の野球に対応。オリックスは2年前にペーニャがソフトバンク入りした際に獲得に乗り出した経緯もあり,ケガが完治すれば,4番の役割を十分果たせる,とみている。
 球団関係者も「いいバッター。インコースも苦手と言われていたけど十分に対応できていた。今年はもっと打つと思っていたから,もったいなかった。あの体形で普通に走れる。李大浩が普通以下だったからね」と能力を認めている。チーム内にはメジャー555本塁打マニー・ラミレス外野手(41)獲得を推す声が上がっているが,フロントサイドにしてみれば「日本を経験し,年齢的な部分を考えればペーニャでしょう」というわけだ。
 李大浩にはソフトバンクが獲得の動きを見せている。もし,ペーニャ獲得なら「目には目を…」の様相となるが…。

一番危なくないのが日本野球に慣れててそこそこ実績のある選手
ペーニャはケガの具合が気になるところですね。

その次はとにかく実績のある選手がほしいのが現場の心情

 オリックス森脇浩司監督(53)が18日,李大浩内野手(31)に代わる新外国人選手に超大物を希望した。「長打力のある助っ人をとってくれると思う。どんな選手か楽しみだね」と期待し「今なら言えるよね。理想を言えば,二遊間を守れて3割,40発。100歩譲って30盗塁。プホルスとか,欲しいねえ」と無理を承知でぶちまけた。
 プホルスは10年連続3割30本塁打100打点とメジャー屈指のスラッガー。球団はすでに現役メジャー選手5人,3Aクラス8人の計13人をリストアップしている。今後FAになる選手もターゲットに「これから具体的にやります」(瀬戸山球団本部長)と人選を進めているところだ。
 資金はない…わけではない。李大浩の退団で,用意していた3年12億円以上とみられる資金が浮いた。球団はこれを,助っ人獲得など補強に最大限活用する方針だ。10年契約で年俸総額約200億円というプホルスどりは,さすがに夢のまた夢だが,楽天を日本一に導いたジョーンズ級の選手はリストにもある。指揮官の熱望する大砲獲得の可能性はある。
 2年間285試合で4番を打った李大浩に代わる日本人選手は,指揮官の目には現段階で見あたらない。「うちの陣容をみれば,新外国人を4番に当てはめて考える」と来季の打線の構想を練っている。森脇構想にすんなりはまる大物助っ人をゲットできるか。

アルバート・プホルス
 1980年1月16日,ドミニカ共和国生まれ。99年カージナルス入り。01年から10年連続3割,30本,100打点以上。12年からエンゼルス。通算3割2分1厘,492本塁打,1498打点。右投げ右打ち。

プホルスっていうのは現実味がないですが
今の状況でのお話としては面白いです。

現実味がある補強としてはこちら

 オリックスが19日,西武から国内フリーエージェント宣言した片岡治大内野手(30)と東京都内で初交渉したと発表した。瀬戸山隆三球団本部長は球団を通じ「条件提示で最大限の誠意を伝えた。非常に喜んでいただけたように受け取っている」とコメントした。
 片岡には「少し時間をいただいて検討する」と返答されたとした。片岡に対しては楽天が17日に初交渉し,巨人も獲得に前向きな姿勢を示している。森脇浩司監督は「チームの現状を考えると,片岡に限らずレベルの高い選手が入ってくることが欠かせない」と述べた。

別記事も

 オリックスは19日,西武からFA宣言した片岡治大内野手(30)と都内で初交渉したと発表した。非公開で行い,17日に交渉した楽天の3年契約4億5000万円以上とみられる条件と同等以上の内容を提示したもよう。交渉役の瀬戸山球団本部長は「最大限の誠意をお伝えさせていただいた。非常に喜んでいただけたように受け取っている」とコメントした。球団は,片岡には「少し時間をいただいて検討させていただく」と返答されたとした。 
 チームはこの日,ほっともっとフィールド神戸で秋季練習。森脇監督は「ヤス(片岡)はまだまだ伸びしろがある選手。ともにさらなる高みを目指していきたいね」と,条件プラスアルファの情熱で援護射撃に出た。
 「西武に入団した時から注目して見てきた。内野手として極めて高い能力を持っている。そんな選手はあまりいない。ヤスは攻守において(チームに)存在してほしい選手。他の選手の生きた教材にもなってくれる」
 李大浩(イデホ)の退団確定で根本からのチームづくりを余儀なくされているオリックス。打線強化もさることながら,内野の守備力アップのために片岡は是が非でも欲しい戦力だ。楽天ばかりか巨人も獲得に前向きな姿勢で,かなりの決め手がないと争奪戦の勝利は難しい状況。“志”のアピールが心を動かせるかどうか,注目だ。

ヤスっていう馴れ馴れしさが成功する秘訣になるか?!(笑)




【写真は,ソフバンに助っ人を奪われることは何度もありましたが逆は珍しい?!になるかのペーニャ】