身体能力と貪欲さ

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さて昨日発表されたゴールデングラブ賞
オリからは移籍1年目の糸井が5年連続受賞

 5年連続5度目の受賞となったオリックス・糸井は「毎年目標にしている賞なので何回獲ってもうれしい。今年は移籍もありましたし,その中で獲れたのはうれしい」と喜びを口にした。 
 自慢の強肩は今季も健在。5補殺はパ・リーグ8位タイにとどまったが,走者の抑止力になっているだけに数字に表れない貢献度がある。「僕は肩に自信がありますし,来季も肩で魅せたいです」と声を弾ませた。

身体能力の高さで超人と呼ばれる糸井
その糸井に続く「ちょうじん」が

 ほっともっと神戸で若手選手中心の秋季練習中のオリックスが,新たなデータ収集に取り組んでいる。
 28日,野手14人を対象に立ち幅跳びや助走なしの3段跳びを実施した。記録を書き込んでいた吉良コンディショニング担当は「筋力トレーニングの成果がどれくらい出ているかなどを調べています。オフの間にどれだけ鍛えたかもみるため,来春のキャンプ前にも測定すると思います」と話した。
 この日の計測では,安達了一内野手(25)が3段跳びで8メートル33を記録し1位。高い身体能力を披露した。

鳥人の安達もきっちりショートを守れれば
戦力は上がってしかりなんですが

懸念は二遊間
この補強はというと

 オリックス瀬戸山隆三球団本部長(60)が28日,西武からFA宣言した片岡治大内野手(30)の獲得に失敗した場合,あらためて二塁手の獲得に動く考えを明らかにした。
 片岡からはこの日も連絡はなく「(他球団に)決定したら仕方がない」と白旗ムード。その上で「二塁は平野恵,後藤にも期待しているが,考えていることもある」と話した。球団はかねてブルージェイズからFAとなった川崎宗則内野手(32)の獲得調査を進めている。

二遊間だけじゃないのが李大浩の穴

 オリックス森脇浩司監督(53)が,獲得を目指す4番候補の条件を示した。大阪市内で球団主催の後援会パーティーに出席し(1)守れること(2)走塁の意識が高いこと(3)変化球に対応できること,の3点を掲げた。 
 「長打を打て,勝負強さを持っている外国人が欲しいのは言うまでもないが,それだけでは物足りない」と,日本の野球に適応でき,チーム事情に当てはまる外国人を希望。瀬戸山球団本部長が12月1日から2泊4日で渡米するが,命運を握る新4番獲りに注文を付けた格好だ。
 また,今季まで西武でプレーし,獲得が確実なヘルマンについては「敵からすると,あのハングリーさは脅威だった。もし,うちに加わればいい戦力になる」と太鼓判を押した。周りを固める布陣が整いつつあるだけに,新4番候補が来季躍進の大きなキーになることは間違いない。

ヘルマンはどっちかというとバルの穴埋め
ただ次の塁へ貪欲な選手は歓迎ですね。

来季の戦力が整うまではまだ時間を要しそうです。




【写真は,オリに新しい風を吹かせてくれた糸井。糸井の能力を活かせる布陣にしたいですね。】