新時代も視野に

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昨日の続きの記事から

 中継ぎ&抑えでフル回転だ! 今季,国内フリーエージェント(FA)権を取得見込みで注目のオリックス平野佳寿投手(29)が3日,岸田護投手(32)と京都府久御山町内で行っている自主トレを公開した。
 森脇浩司監督(53)のフル回転指令に「いつでも(投げる)準備をしていきたい」と宣言。60試合登板と防御率0点台を目標に掲げた。
 リミットはいらない!! 平野佳にとって,プロ野球人生でも大きな意味を持つ2014年がスタート。フル回転での活躍を誓った。
 「去年は(監督に起用法で)気を使ってもらってました。負けているところでは1試合も投げていない。今年は,いってほしいと言われたら,負けている展開でもいく準備をしていきたい」
 13年は,60試合に登板し,2勝5敗31セーブで防御率1・87の成績を残し,球界屈指の守護神にまで成長した。森脇監督は,今季について通算180セーブの実績を誇る馬原と平野佳との『Wストッパー構想』を描く。
 「中継ぎでは早めに(肩を)作ったりしないといけない。抑えは最後だから,そこに向けて気持ちを落ち着かせること」
 平野佳は,指揮官の登板指令に合わせてブルペンでの調整も臨機応変にすることを明かした。目標は,リリーフで大車輪の活躍をみせている中日・岩瀬と巨人・山口。「ずっと1軍で投げていますし,見習っていきたい」と力を込めた。
 自身も4年連続で60試合以上登板を果たしているが,この2人は,その上をいく“タフネス”ぶりを発揮している。オリックスの絶対的なリリーバーから球界を代表するリリーフへ。
 順調なら今季中に国内FA権を獲得する。昨年12月の契約交渉で,球団からは複数年契約を提案されたが,これを拒否して1年契約でサインした。すでに今秋にも権利を行使する可能性も示唆。自分の評価を高める意味でも結果を残したい-。
 「60試合はクリアしたい。(過去には)0点台の投手もいたし,高い目標を持っていきたい」
 森脇監督の期待に応え,プロ入り最高のシーズンにしてみせる。(大石 豊佳)

◆平野佳の“FA宣言”
 昨年12月12日に神戸市内で行われた契約更改交渉で球団からは複数年契約を提案されたが,単年契約を強く希望。4000万円増の年俸1億9000万円の1年契約でサインした。その後の会見で,14年シーズンに取得見込みのFAについて問われ,「自分のプロ野球選手としての立場はみてみたい。考えて,いろんな意見や評価も聞きたい」などとFA権の行使を視野に入れていることを明かした。

◆岸田,開幕狙うぞ!
 先発に再転向する岸田の目標は,開幕投手だ。エース金子が2年連続で務める可能性が高いが「先発をするなら,みんなそこを目標にやる。スキがあったらやったるぞってね」。昨季も先発復帰するプランがあったが,右足甲を痛めて実現しなかった。元日からトレーニングを開始。1日には大阪・箕面市勝尾寺に初詣。おみくじを5回も引いたという。「結局,大吉は出ませんでしたけどね。でも凶も出ませんでしたよ」。今年は先発でフル回転し,勝ち星にこだわっていく。

考えると順調に行けば平野佳も馬原もFA対象
Wストッパー構想は1年で瓦解することになるかもしれません。

平野は
2006年のプロ1年目7勝11敗,
2年目8勝13敗,
3年目3勝12敗
とイマイチだった先発時代
中継ぎ転向で4年目は32ホールド,防御率1.67
5年目は43ホールド,防御率1.94と
6年目は21ホールド,防御率2.15
7年目の2013年は31セーブ,防御率1.87

岡田監督に適性を見出されてからの活躍
生涯オリックスで行ってほしい存在です。

そうはいっても次の芽も育てないといけないので
次世代の中継ぎは

 昨季に優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得したオリックス・佐藤達が,新球カーブを予告した。 
 4日から球団施設が開き,神戸市内の合宿所に一番乗り。試合では1度も投げていない球種だが「ブルペンでは練習していて,(カーブが得意球だった投手コーチの)星野さんからはいつ投げてもいい,と言われているので,楽しみにしていてください」とニヤリ。直球の最速155キロと球速差40キロとなる110キロ台のカーブを解禁して,タイトル防衛を誓った。

別記事も

 オリックス佐藤達也投手(27)が4日,今季の秘密兵器に110キロ台のカーブを挙げ,2年連続で最優秀中継ぎ投手となることを誓った。この日,神戸市内の室内練習場で初練習を行い,ネットスローなどで汗を流した。
 最速155キロ右腕の新球は“遅球”星野カーブだ。リリーバーが球速差45キロの緩急をつけるのは異例だが「打者も戸惑うでしょう。いつ投げるか楽しみにしといてください」とニヤリ。すでに昨年,現役時代にカーブの使い手だった星野投手コーチから指導を受け,ブルペンでは試投済み。さらに,ほとんど投げていなかったフォークにも磨きをかけ,投球の幅を広げるつもりだ。
 年末年始は胃腸炎にかかり,体重は3キロ減って75キロになったが「少し休めということでしょう」と前向きにとらえた。昨年はプロ2年目で67試合に登板し防御率1・73。2勝4敗,40ホールドを挙げた。3年目の今季は速球と遅球を駆使し,さらなる進化を目指す。

ガブさん以来の気合系半袖ファイターのサトタツ
ケガせず順調にキャリアを積んでほしいです。




【写真は,今やオリックスの佐藤といえば佐藤義則でもなく,パンチ佐藤でもなくサトタツ