古酒に思いを込めて

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昨日の練習休みにはこれもまた恒例の場所
そこに青い波のしぶきが

 8年ぶりに古巣復帰したオリックスの谷がキャンプ休日の10日,沖縄・宮古島市の酒造メーカー「多良川」の泡盛貯蔵庫を訪れ,恩師に18年ぶりの日本一と2000安打達成を誓った。 
 貯蔵庫には,オリックス入団当時の監督だった故仰木彬氏が残した泡盛があり,谷も試飲。「おいしいお酒ですね。2000本を達成したときは,ぜひまたここに来て泡盛を飲みたい」と笑顔で誓った。
 仰木氏との思い出は意外にもホロ苦い。97年入団の谷は「いつも怒られていた。新人でしたし,野球を教えてもらった」と明かす。96年の日本一はイチロー田口壮を擁する鉄壁の外野陣で「守備面の動きや走塁をよく言われました。(負け試合では)だから,勝てないんだ!と。勝つためには,大事なことです」と,基本プレーである守備走塁を徹底された。
 その教えが「今の谷佳知」を支えている。師から送られた言葉「継続」を心に刻み,プロ18年目のシーズンを迎える。2000安打まであと79本。金字塔達成はもとより,泡盛のかめにかける木札には「日本一」と記した。「近年優勝から遠ざかっているので,なんとか期待に応えたい」。巨人では07年からの3連覇など,5度のリーグ優勝に貢献した経験をオリックスに還元するつもりだ。
 前日9日に41歳になり「誕生日は来てほしくない年になりましたが,子どもからおめでとうと電話があったので,もう少し頑張ろうかなと思いました」と照れ笑い。現在はB組(2軍)だが,3月4日のDeNA戦(京セラドーム)から1軍合流が決まっており,愛息の声援をパワーに変える。そして恩師に日本一と2000安打を見せて,来春は再び酒蔵で乾杯する。

仰木さん,田口,イチロー・・・出てくる名前に
登場したのが谷くん

95年の優勝,96年の日本一
青波の黄金時代

懐古主義に浸ってしまいました。

次はちょっと心配な話

 オリックスのドラフト1位吉田一将投手(24=JR東日本)が右肩の張りで,予定された13日の紅白戦初登板を回避することが9日,分かった。即戦力と期待される右腕は先月下旬に沖縄・宮古島に入り,プロ初のキャンプに備えた。宮古島入り後から右肩の張りを訴え,7,8日はブルペンに入らず回復に努めていた。当初は,この日終了した第2クール中に打撃投手を務める予定だったが修正。実戦デビューを延期することになった。2位の東明大貴投手(24=富士重工)は13日の紅白戦に登板する。

あぁ・・・大事に至らないといいんですが
吉田は大事に育ててもらいたいです。

開幕までまだ1ヶ月はある・・・と思いたいです。




【写真は,40歳を過ぎて顔の輪郭がほっそりした谷くん。この体に貴重な経験が詰まってる!!】