宮古島キャンプ第3クール1日目

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今日も連貼り行きます。
まずは先発事情の話から

 先発サバイバルが本格化する。オリックスの第3クールは16日にロッテとのオープン戦(石垣島)を予定。森脇浩司監督(53)は「紅白戦とは違うだろうし,楽しみにしている」と話した。ドラフト1位吉田一将投手(24=JR東日本)が右肩の張りを訴え,実戦デビューが遅れる見通し。先発陣の強化が課題のチームで,激しいアピール合戦を展開しそうだ。

吉田の実戦はお預けになりましたが
今は無理をしないことが大事

代わりに同じくらい期待のこの男が

 オリックス春季キャンプ(11日,沖縄・宮古島)ドラフト2位新人の東明(富士重工)がフリー打撃に初登板した。安達,堤にスライダーを交えて計45球,安打性の当たりは1本だけの好結果にも「あまりよくないかな」と不満げだった。
 「コースを意識して投げた」が「思ったところにいってない」と東明。13日の紅白戦登板へ「変化球,直球の精度をレベルアップしていかないと」と貪欲だった。

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 オリックスのドラフト2位東明大貴投手(24=富士重工)が11日,キャンプで初めて打撃投手を務めた。
 安達,堤に計45球を投げ,安打性は1本だけ。キレのある投球で,即戦力ルーキーの片りんを見せた。ただし本人は納得がいかなかったようで,登板後はブルペンで投球練習を行い,修正を図った。「感覚的な問題ですが,あまり良くない感じでした。久しぶりに打者に投げたのは,よかった」。13日の紅白戦で実戦デビューする予定。開幕1軍に向け,順調にステップを踏んでいる。

ただのドラ2ではない東明の存在感
先発枠で救世主になってくれるかもしれません。

同年代の先輩として負けられないのが

 西勇輝投手(23)が11日,フリー打撃に初登板。昨年,先発で9勝をマークした右腕は坂口,川端相手に46球を投げ,順調な調整を見せた。
 ボールが4球続くシーンもあったが,詰まらせた打球が大半。「最初にしてはまずまずじゃないですか?ボールの回転など,まだまだなところもありますが,徐々にペースを上げていけばいいですから」と表情も明るい。昨季は8敗を喫し,自身の貯金は1つ。西自身,「今年はこれまでと違って,いろいろ考えながらピッチングができているように思います」と手応えを語る。
 13日の紅白戦に登板予定。「結果よりも内容を重視して投げます」。西はエース・金子に近づく意気込みをのぞかせた。

西の成長は急務
金子の次の大エースに変身してほしいですけど
精神的に強くなってもらいたいです。

ルーキーネタとしてもう一人の吉田も

 オリックスのドラフト5位吉田雄人外野手(18=北照)が第3クール初日の11日,1軍に合流した。
 予定しているケース打撃に参加する。新人合同自主トレで自慢の走力をアピールし,森脇監督に評価されていた。縞田拓弥内野手(27)も1軍に加わった。

いい選手であることは間違いなさそう
いい刺激を受けて一回り大きく成長してほしいです。

最後に男道を説きにこの人が来訪

 左大腿(だいたい)四頭筋の張りで別メニュー調整中のオリックス・T―岡田外野手(25)が11日,「男・前田道」を伝授された。昨季限りで現役を引退した広島・前田智徳球団アドバイザー(42)が,野球評論家として沖縄・宮古島キャンプを訪問。同じ広島OBである森脇監督の計らいで,二人っきりの特別教室が開校された。
 アキレスけん断裂などの大けがと闘いながら通算2000安打を達成するなど,壮絶な野球人生を送った前田氏。一方,10年に本塁打王を獲得しながら,ここ3年間は左太もも肉離れなどで結果を出せていないT―岡田。度重なる「けが」を共通項にする二人が,球場内の監督室で向き合った。
 前田氏「肉離れは癖になりやすい。やってしまったことは,我慢することが大切」
 T―岡田「けがから復帰するまで,モチベーションの保ち方はどうしていたんですか?」
 前田氏「我慢した分は試合でうっぷんを晴らす。そこ(試合)でしか発揮できない」
 約40分間,濃密な時間を過ごしたT―岡田は「前田さんとは初めてお話ししましたが,素晴らしい時間になりました」と興奮気味に話した。今キャンプでは3日の紅白戦で12球団最速1号となるアーチを放ったが,8日には左足を痛めて早退と一進一退。受難続きの男の心には,前田氏の言葉が響いたはずだ。
 現役時代,不死鳥のように何度も復活を遂げた前田氏は「けがすることは本当につらい。みんなが彼の活躍を楽しみにしている」とエール。9日から別メニューで調整するT―岡田は,この日はマシン打撃にランニングも行った。「男・前田」の教えを胸に,復活への階段を一歩ずつ上がっていく。

 森脇監督(前田智徳氏とT―岡田の会談を受け)
「大きな財産になったんじゃないか。成功者から学ぶことは,選手たちにとってものすごくプラスになる」

T-岡田に足りないのは精神力
西もTも精神的に強くなってほしい。

この年代の選手はゆとり世代特有の甘さが見え隠れします。
競争に勝ち残るために必要なメンタルは幼少の頃に鍛えておかないといけない部分かもしれません。

挫折やコンプレックスが人を強くするのですから。




【写真は,ユニホームを脱いで少し柔和になった前田と森脇監督。指導者として武者修行中かな。】