★3/9(日)OP戦日ハム1回戦

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Bs 2-3 F
(姫路)

【投手】
(日)浦野,河野,榎下,乾,森内,根本,大塚-尾崎
(オ)松葉,東明,大山,小松-山崎勝,伏見

【責任投手】
(勝)森内1試合1勝
(S)大塚3試合1S
(敗)大山2試合1敗

本塁打
(日)
(オ)

【戦評】
 日本ハムは開幕1軍を目指すルーキー浦野が3回を1安打無失点と好投した。陽岱鋼が3安打と振れている。オリックスは先発枠入りを狙う松葉が4回1失点と制球が安定していた。新人の東明と大山はそれぞれ2回1失点にまとめた。

2014年OP戦通算:8戦中3勝5敗0分 勝率.375
対日ハム:0勝1敗0分

試合結果に言及すれば昨日も負けました。
まずは森脇監督のコメントから

 --東明は2回3安打1失点
 「勝つために何をするべきか頭にいれてやっていると思うよ。(陽岱鋼の適時打は)2ストライク目をいいボールで取れていただけにね」
 --大山は4四球で敗戦投手
 「もうちょっと純粋に打者と勝負することが大事。集中力を欠いていたね」
 --犠打の失敗や二死満塁でのけん制死など攻撃でのミスも目立った
 「ボーンヘッドが出ているうちは勝負にならない。ミスは改善の余地があるかもしれないけど,ボーンヘッドはどうしようもないよね。きのうも今日も暴投があって逃げ場をなくした。気をつけないと。要所で出るってことは何かの知らせだろうからね」

投手陣は少し再調整が必要な選手もいますが
隔日で好投する松葉くんは昨日はハマったみたいで

 大河ドラマの主人公・黒田官兵衛フィーバーにわく生まれ故郷の姫路で,オリックス・松葉が力強く踏ん張った。改修の終わった姫路球場こけら落としの一戦には1万83人が集まり,地元の注目と期待を背に先発でマウンドへ。 
 初回1死二塁から小谷野に中前適時打を浴び,わずか8球で1点を奪われたが,最少失点に抑えてここから立ち直った。
 2回は自らの失策で走者を背負ったがピンチを広げず,3回には2安打を浴びながらも無失点。「2回以降は自分の投球ができた」と4回まで何とか追加点は与えなかった。4回4安打1失点の好投。「どうしても開幕ローテに入りたいので,生き残りをかけたマウンドだった」と自らの立場を冷静に見つめ,「戦国ローテ争い」の枠にしっかりと残った。
 前回,2日のロッテ戦は変化球の制球に苦しみ3回5失点だっただけに,今回乱調となれば立場は微妙だった。森脇監督は「マウンドに上がるまでのルーティンを変えていた。何度も同じことをしていては,いかんからね」と納得顔。これまで多投してこなかったツーシームを駆使するなど,試行錯誤で臨んだ背水登板で結果を残した。
 姫路にあるのは,決していい思い出ばかりではない。東洋大姫路時代に左肘痛で一時,投手を断念。プロは遠い存在だった。「高校時代は野手だったのでマウンドに立つことはなかったが,新しくなった姫路球場のマウンドに初めに立てたのはうれしい」。喜びもつかの間,故郷で復活ののろしを上げた左腕は,次なる目標を見つめる。「課題の立ち上がりとフィールディングミスがあると今後は厳しい」。開幕キップを手にするため,優しい目つきは,まるで戦国武将の鋭さに変わっていた。

課題の立ち上がりは相変わらずですが
ここさえしのげばなんとか試合が作れるということ

別記事では

オリックス松葉貴大投手(23)が9日,日本ハム戦(姫路)に先発。地元・姫路出身で昨年のドラフト1位・左腕は「生き残りを懸けてマウンドに上がった」と,4回4安打1失点と粘りの投球を見せた。開幕ローテはエース・金子,西,ディクソンが確定。残り3枠をかけてサバイバルが続くなか,第4の男として名乗りを上げた。
 力みのないフォームから,松葉はキレのある球を投げ込んだ。4回,予定された最後のイニングで進化した姿をみせた。「自分の持っているものを全て出せたと思う」。先頭の大引,岡を外角直球で見逃し三振,続く金子はカーブで三ゴロ。4回4安打1失点の粘投を見せ,開幕ローテ入りをほぼ確実にした。
 初回こそ1死二塁から小谷野に中前適時打を浴び1点を失ったが「あまり力を入れなくても全力に近いボールが投げられた」と,2回以降は走者を出しながらも要所を締め,無失点。前回登板だった2日の練習試合,ロッテ戦(高知市営)では3回5失点と課題を残しただけに,高山投手コーチも「組み立ても変えて,変化球の精度も上がっていた。(開幕ローテは)可能性のある投手」と何度もうなずいた。
 改修された姫路球場こけら落としとなった一戦。東洋大姫路高時代は外野手として出場したため,初体験した同球場のマウンドに「初めて投げたのはうれしく思う。何か縁があるのかな」と笑顔。地元出身左腕の力投に,スタンドに集まった1万83人のファンからも大きな声援が上がった。
 現在,開幕ローテ当確はエース・金子,西,ディクソンの右投手ばかり。待望の先発左腕に,森脇監督も「今までにないような投球を見せてくれた」とひと安心だ。
 1月の高知・宿毛自主トレでは,乗車したジャンボタクシーがガードレールに衝突し,左手首打撲のアクシデントに見舞われた。だが,その後は順調に調整を重ね,プロ入り2年目で初の開幕1軍は目前だ。それでも「ローテ入りの思いは強い。生き残りを懸けてやっていく」と気を引き締めた。

松葉くんには往年の古溝さんのようなローテを守って8勝から10勝あたりを狙える選手になってもらいたいです。

凱旋といえばこの人も・・・

 改装が完了した姫路球場こけら落とし興行として行われた試合。地元・兵庫の社高校出身のオリックス森脇浩司監督(53)は「以前と様変わりしたね。僕は高3の夏,この球場が最後の試合だった。3回戦で負けたからね」と懐かしんだ。

35年前ですから(笑)

投手陣より深刻な打撃陣で元気な選手を紹介

オリックス・安達了一内野手(26)が好調をキープしている。9日の日本ハム戦で4打数2安打。3日連続のマルチ安打でオープン戦は打率・407だ。
 「今はどの球に対しても自分のスイングができている」とうなずいた。これまで12球団トップの7盗塁も記録しているが,この日は快足を見せられなかったこともあり「もっと盗塁の意識を持ってのぞみたい」とまったく満足はしていない。2011年のドライチには,主力としての成長に期待がかかる。

ショートのポジションが守りきれるかは守備力次第
今以上の研鑽を期待です。

そしてもうひとり

 オリックス竹原直隆外野手(33)が,いったんは同点となるタイムリーを放った。2点を追う6回1死満塁で代打で登場すると,日本ハム5番手森内のスライダーを左へ痛打すると,2点適時二塁打となった。
 外野の一角を狙っている竹原は「いいところで打ててよかった。調子が落ち気味なところで打てたのもよかったです」と笑顔で話していた。

手薄になった外野の一角を狙える存在
竹原の存在は心強いです。




【写真は,なんとか凱旋登板を遂げた松葉。できれば勝ち投手になってほしかった。】