☆3/19(水)OP戦中日3回戦

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Bs 3-0 D
ナゴヤドーム

【投手】
(オ)岸田,平野佳,佐藤達-伊藤,山崎勝
(中)岡田,福谷,田島-谷繁,松井雅

【責任投手】
(勝)岸田3試合1勝1敗
(S)佐藤達7試合1敗2S
(敗)岡田5試合3敗

本塁打
(オ)
(中)

【戦評】
 オリックスは先発転向を目指す岸田が要所で粘りを見せて7回無失点の好投。ローテーションの一角をほぼ手中に収めた。T-岡田が4試合ぶりの安打。中日は先発に転向した岡田が7回1失点。和田が2安打を放った。

2014年OP戦通算:16戦中4勝10敗2分 勝率.286
対中日:2勝0敗1分

久々の勝利ですがちょっと急いで

執念のスクイズで長いトンネルを抜け出した。オリックスが2引き分けを挟むオープン戦の連敗を8で止めた。試合後の森脇監督は「特別な感想はない。この時期に勝ち,負けの感想も用意していないから」と淡々。だが,11試合ぶりの白星は,勝利への執着心をむき出しにしたタクトでつかんだ。
 0―0の5回1死一,三塁。伊藤の初球に迷わずセフティースクイズを指示。8番打者が見事に投手の正面左に転がし,T―岡田が決勝点となるホームを踏んだ。指揮官は「1点を取っていくのには必需品。足で取ったりチームで取っていったり」と説明した。
 昨季までの4,5番の李大浩バルディリスが抜け,今季は機動力が使えるかどうかがカギを握る。シーズンを見据え,大きな意味のある1勝だった。

森脇監督のコメントも

チームは中日に零封勝ちし,6日のヤクルト戦(京セラドーム)以来,11試合ぶりの白星。連敗を「8」で止めた森脇監督は「オープン戦の時期に勝ちのコメントも負けのコメントも用意してないよ」と照れ笑い。五回一死一,三塁,伊藤にセーフティースクイズを指示。絶妙のバントで先制点をもぎとった。右脇腹痛の糸井も復帰し,T-岡田も右中間二塁打と快音が戻り,開幕へ上昇気流に乗れるか。

T-岡田にも快音が出たのはちょっとだけいい兆しか?!
さらにこの試合を振り返る記事を

 「地味な試合だったね」と森脇監督は切り出した。両軍ともに6安打ずつの投手戦。しかも,均衡を破り,決勝点となったのは,今季のオリックスを象徴するであろうスクイズだった。 
 5回開始前,チームはベンチ前で円陣を組んだ。4回まで左腕・岡田の前にわずか1安打。狙い球を絞る攻略法を確認したナインは,1死からT―岡田,山本の連打で一,三塁の好機をつくる。すると,8番・伊藤はすかさず初球をセーフティースクイズ。もぎ取った1点を「去年,スクイズを決められなかったので,キャンプで練習してきた。これが下位打線の役割なので」と喜んだ。
 昨年は貧打に泣いた。チーム打率・2559,チーム総得点513はともにリーグ最下位で,得点力アップは今季の課題だった。スクイズでの決勝点に,森脇監督は「1点を取るには必需品。本番でも必要なプレーだ。うちの持ち味を出せた」と納得顔。本番を想定した中での成功だけに,大きな手応えを感じていたようだ。
 引き分けを挟み,8連敗中だったが,3―0の完封勝ちで,6日のヤクルト戦以来,13日ぶりの白星。指揮官は「(勝ったことに)特別なコメントは用意していない」と表情を変えなかった。オープン戦で勝つためにスクイズをしたわけではない…が真意だが,シーズンは別だ。想定できる連敗脱出方法の1つがスクイズで,今季は小技で活路を見いだすつもりだ。
 伊藤は「8連敗もしていたので悔しかった」と,捕手として責任を感じていたようだが,これで再出発。残り3試合で,いよいよ開幕へ総仕上げにかかる。

投手での収穫は

 岸田護投手(32)が7回6安打無失点と好投し,開幕ローテーション入りを確実なものとした。
 立ち上がりに2死一,二塁のピンチを迎えるなど走者が出なかったのは1イニングだけだったが,粘り強く投げ,得点を許さなかった。岸田は「こういう投球なら試合を作れる見込みができました」と納得の表情。高山投手コーチも「長い回数を投げられたのはよかった。先発の感覚を取り戻してくれればいい」と話していた。

岸田が先発に加われれば先発も少し楽になりますね。




【写真は,ひ~くん執念のスクイズ成功!貧打ではこういう1点をもぎ取りにいかないと!】