☆3/23(日)OP戦阪神3回戦
まずは旅行帰りに更新作業から
オープン戦最終試合は白星で♪
オープン戦最終試合は白星で♪
--小リードで逃げ切る,本番さながらの展開だった 「こういうゲームが多くなるだろうね。開幕直前の試合としてはよかったと思いますよ」 --継投も勝ちパターンを投入した 「大体こんな感じになると思う。もう1人(馬原)入るけどね。そう考えると,やはり昨年以上に粘っこく守り,ねちっこく得点するようにしていかないと」 --糸井が2番 「選択肢の一つ。(組み合わせは)相手を見て,うちの選手のコンディションを考えて,いかにして粘っこく試合ができるか計算して組んでいきたい」 --開幕のメンバーはほぼ固まった 「28日に登録されることが決してゴールではないからね。外れたからどうこうと言っていたら自分自身に悔いを残すことになる。多くの人にチャンスはあるし,みんなしっかり準備する必要がある」
後ろは万全でも先発が試合を作らないと意味がない
という訳で昨日の先発は
という訳で昨日の先発は
オリックスの先発ブランドン・ディクソン投手(29)が8安打を許しながらも,粘りの投球を見せた。 2回に福留の適時三塁打で先制されたが,崩れそうで崩れないのが持ち味だ。スライダーなど変化球を低めに集めて,要所を締めた。「ランナーを出してからのクイックモーションに気をつけた。1本でも打たれたくないが,連打があまりなかったので助かった。準備はできた。次の登板では試合に勝つことだ」。1失点で6回途中に降板。来日2年目の今季も開幕ローテーション入りは確実。本人も仕上がりに自信をのぞかせた。
なんとか駒は揃いつつあります
あとは打撃への刺激
あとは打撃への刺激
という訳で
8年ぶりに巨人から復帰したオリックス谷佳知外野手(41)が開幕1軍を猛アピールした。1点を追う3回に左翼線の二塁打を放ち,チャンスメーク。1死三塁から山崎勝の二ゴロで同点のホームを踏んだ。捕手の背後から左手でタッチ。左足甲の完治を証明した。「何とか1本出た。次につながると思う。(生還は)アウトのタイミングだったので,後ろに回った。走れるようになった」。1軍初合流から2戦目の初ヒットに,表情を少しだけ緩めた。 故障による出遅れで,アピールの場は今回の阪神3連戦だけ。「まずメンバーに入ることを意識してやりたい。あと1試合しかない。勝負にかける気持ちを入れてやっていかないと」。日本ハムの開幕投手は左腕吉川。2000安打に残り79本に迫った谷が調子を上げれば,攻略に必要不可欠な存在になる。
谷がいい感じでチームを盛り上げてきたとして
オリックスはオーダーを固められずに開幕を迎える。オープン戦でチーム本塁打は1。特に李大浩(ソフトバンク)が抜けた4番は,新外国人ベタンコートら複数の候補が決め手を欠いた。 この日,森脇監督は「最初から襲いかかっていくという考えでやった」と糸井の2番をテストした。課題の貧打解消へ「相手と選手のコンディションを見て変えていくことになる」と日替わり打線を示唆した。(共同)
日替わり打線でオリックスがいくら調子を上げても・・・っていう記事
■パリーグ優勝予想はソフトバンク オープン戦の取材を続けながら評論家など関係者の声を拾うと,そのほとんどがパ・リーグの優勝予想にソフトバンク・ホークスの名前を挙げる。オープン戦は,15勝2敗2分の成績で,ぶっちぎりの1位で終えた。しかも,その内容が素晴らしい。 表を参考していただきたいが,12球団で,唯一チーム打率を3割に乗せ,チーム得点も100点台。本塁打,盗塁も1位で,おまけに,チーム防御率,失点までのすべてが断トツだ。きっと球団上層部は,ウハウハでしょうがないと思っていたが,実は,キャンプ中に話を聞いていた王貞治・球団会長の口から出たのは意外な言葉だった。 「ほんとは,こんなことはしたくなかったんだ」 こんなこと……が何を示すかは,すぐにわかった。 最強ソフトバンク 王会長が猛反省「こんなことをしたくなかった」 ■お金をかけた補強はしたくなかった 「お金をかけて外から選手を補強していくというチーム編成は,歪なんだ。昔,どこかのチームがやっていたが(笑),できれば,こんなことはね。しかし,優勝から2年離れている。何がなんでも勝たねばならない」 このオフ,孫正義オーナーから,「3年ぶりの日本一奪回」の厳命を受けたフロントは,他球団の目がくらむほどの大量補強をした。中日からFAで中田賢一,同じくFAで日本ハムから鶴岡慎也,ウルフ,阪神からはスタンリッジ,西武からサファテ,オリックスからイデホ,メジャーから出戻りとなった岡島秀樹と,計7人。スタンリッジに至っては,阪神の提示額の倍額を出したと言われている。 ソフトバンクは,開幕投手に決めた摂津正を筆頭に,中田,ウルフ,スタンリッジ,寺原隼人,東浜巨という強烈な6人のローテーションを固めたが,そのうち3人が新戦力。中田は,4試合に投げて,防御率,1.50である。五十嵐亮太とのダブルストッパーとして起用される予定のサファテは,7試合に投げて1点も取られなかった。岡島は,森福允彦と共に貴重な左腕の中継ぎとしてスタンバイする。オープン戦では,なかなか一発が出なかったが,イデホは,不動の4番としての存在感を示し,鶴岡は正捕手の座を射止めた。 彼らが,間違いなくチームに刺激を与えた。オフの補強は大成功の予感である。しかし,このまま,評論家のV予想と共にペナントレースを突っ走っても,“金で優勝を買った”と批判を受けて,素直に喜べない。だから,王会長も,「こんなことはしたくなかった」と,開幕前に本音を漏らしたのだ。 ■大型補強の影に若手選手の成長 「うちは,育成の選手を23人も保有している。九州という地元に目を向けて,内側から選手を育てていきたい。今年は,甲斐拓也という育成出身の捕手が出てきた。彼も大分かな。小さいけど,肩も強いしパンチもあって非常に楽しみな選手。外から補強した戦力で優勝を狙いながら,こういう内側から,生え抜きの選手を育てていくのが理想なんだ。拓也にしろ,鶴岡の経験から学ぶものがあると思う。まだまだ物足りないけれど,柳田という可能性を秘めた選手もいる。2年目の東浜も力をつけてきた。そういう若い選手を育てながら,理想的なチーム編成にしていければいいと思う」 育成出身のキャッチャー,甲斐拓也は,初の開幕1軍切符をほぼ手中に収めたし,恐怖の7番打者として,4本塁打33打点のオープン戦2冠の柳田は,覚醒の予感を漂わせている。大補強の影に隠れながらも,生え抜きの確かな成長がある。 王会長は,2014年度の日本一奪回計画の向こう側に,さらなるチーム強化のビジョンを抱いているのだ。勝ちながら,育てることは,プロ野球において,永遠の命題とも言われるのだが,ソフトバンクは,優勝の後に何も残らない金満野球は考えていない。目指すは,未来につながるビジョンを抱えた最強野球。だからこそ,王会長が「こんなことはしたくなかった」と,開幕前に反省を口にしたのである。
どう贔屓目に見ても優勝は・・・かな***
【写真は,真のレジェンドになるためにはあと79本!!】